「山会」





「明治33年9月、カリエスで病臥中の子規の枕頭で、第一回山会が開かれた。
各自が書いた文章を持ちより、子規の枕辺で朗読した。子規はそれをきいて批評し、他の者もそれぞれ意見を述べた。

(中略)

この文章会が出来てからは、会で好評だったものだけが『ほとゝぎす』に掲載されるようになった。この会は、文章に山がなければならないという子規の言葉で『山会』と名付けられた。」

『よみものホトトギス百年史』より)





 こうして始まった「山会」は今でも毎月稲畑汀子主宰を中心に行われており、どなたでも御投稿頂けるのです。

 山会の文章は「写生文(しゃせいぶん)」と呼ばれ、現在の新聞記事にも影響を与えた伝統ある文章です。

 毎月掲載される「ホトトギス」の写生文を御覧になり、是非皆様も「山会」に投稿なさいませんか。

原稿用紙、ワープロ、長短等形式は全く自由です。ホトトギス社宛御作品を御送付頂けますと、最新の山会で審査させて頂きます。

入選作品はもれなく掲載させて頂きますが、御送付の時、お葉書を同封頂けますと、入落のお知らせと併せて山会での評を簡単にお知らせ致します。

奮って御応募下さい。



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昭和60年代の始めの「山会」の映像

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平成14年1月26日に行われた「山会」の様子




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