巻頭句俳人ご紹介



雑詠 平成16年

平成十六年十二月号

 卒業の娘の装ひのととのひし

山田桂梧(やまだけいご)
 [啓吾]

現住所

兵庫県

所属結社

九年母・ホトトギス

出身県

兵庫県

生年月日

明治44年12月15日生

俳歴略歴

昭和12年より俳句を始む。「九年母」の編集発行担当。昭和16年よりホトトギス投句。伝統俳句関西副支部長。「世界の四季は同じ」と云うこと。

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平成十六年十一月号

 眉山雪もよひ小諸の虚子をふと

上崎暮潮(うえさきぼちょう)
 [孝一]

現住所

徳島県

所属結社

祖谷・ホトトギス

出身県

徳島県

生年月日

大正11年3月19日生

俳歴略歴

虚子先生のいわれる「ぢつと眺め入る」また「ぢつと案じ入る」句作法。

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平成十六年十月号

 物思うとろりと暑い日なりけり

滝 青佳(たきせいか)
 [隆郎]

現住所

大阪府

所属結社

ホトトギス

出身県

愛知県

生年月日

明治45年7月17日生

俳歴略歴

旧制高校病気留年中虚子選に投句、其後約40年の空白の後汀子先生に師事今日に至る。伝統俳句の常道にして正直なることを信じている。

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平成十六年九月号

 暖かや外に出て知る家居あり

東野一彌


現住所

大阪府

所属結社

 

出身県

 

生年月日

 

俳歴略歴

 

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平成十六年八月号

 登るほど谷に落ち込む花の雲

安原 葉(やすはらよう)
 [晃]

現住所

京都府

所属結社

ホトトギス・玉藻・晴居

出身県

新潟県

生年月日

昭和7年7月10日生

俳歴略歴

俳句をたのしむようになってから40年有余年を過ぎたが、満足できる句は極めて少ない。だからこそこの道をひたすら歩み続けたい。

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平成十六年七月号

 冬入り日アフリカ天地燦然と

村松紅花(むらまつこうか)
 [友次]

現住所

東京都

所属結社

ホトトギス・雪

出身県

長野県

生年月日

大正10年1月30日生

俳歴略歴

小諸時代以後の虚子先生に師事。小諸虚子庵の留守を昭和30年まで守る。素十「芹」に投句。現在「雪」主宰。ホトトギス同人。

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平成十六年六月号

 柿落葉わがため植ゑし母偲ぶ

浅井青陽子(あさいせいようし)
 [弥七郎]

現住所

兵庫県

所属結社

ホトトギス

出身県

徳島県

生年月日

明治42年7月30日生

俳歴略歴

平明余情―伝統俳句一筋。

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平成十六年五月号

 佐比売野の秋風となり給ひけり

竹下陶子(たけしたとうし)
 [基之]

現住所

広島県

所属結社

青芦会

出身県

島根県

生年月日

大正12年11月4日生

俳歴略歴

昭和16年ホトトギス初入選。虚子、年男、汀子先生に師事。昭和48年ホトトギス同人。青芦会主宰。造化随従、花鳥諷詠を貫徹。

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平成十六年四月号

 個室とは孤独で自由秋灯

中村田人(なかむらでんじん)
 [勝]

現住所

福岡県

所属結社

ホトトギス・高牟禮

出身県

福岡県

生年月日

大正12年5月10日生

俳歴略歴

師系−高濱年男−稲畑汀子−桑田青虎。平成元年より長井伯樹師創刊「高牟禮」主宰継承す。

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平成十六年三月号

 人々に虚子塔に落ち椿の実

岩垣子鹿(いわがきしろく)
 [正典]


現住所

大阪府

所属結社

ホトトギス

出身県

奈良県

生年月日

昭和4年3月18日生

俳歴略歴

医師(奈良医大)。昭和20年句作2年で中断。昭和54年平松措大に入門復活し、さぎり、河内野、未央に投句。高木石子に師事。昭和56年よりホトトギスに投句、稲畑汀子に師事。(昭和60年同人)

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平成十六年二月号

 五十年前の語り部月見草

稲畑廣太郎(いなはたこうたろう)
 [廣太郎]

現住所

東京都

所属結社

ホトトギス

出身県

兵庫県

生年月日

昭和32年5月20日生

俳歴略歴

東下り暦17年、結婚16年、父親暦13年、俳暦○十年、
彼女イナイ暦十○年。

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平成十六年一月号

 雲脱したる月のごと脱稿す

村松紅花(むらまつこうか)
 [友次]

現住所

東京都

所属結社

ホトトギス・雪

出身県

長野県

生年月日

大正10年1月30日生

俳歴略歴

小諸時代以後の虚子先生に師事。小諸虚子庵の留守を昭和30年まで守る。素十「芹」に投句。現在「雪」主宰。ホトトギス同人。

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