巻頭句俳人ご紹介



雑詠  平成23年

平成二十三年十二月号

 香水といふ雑音やコンサート

長山あや(ながやまあや)
 [あや]

現住所

兵庫県

所属結社

ホトトギス・円虹

出身県

東京都

生年月日

昭和11年4月13日生

俳歴略歴

1983年秋新設のロイヤル俳壇に参加。汀子先生、故美穂女先生の御指導で俳句を始め今日に至る。第八回日本伝統俳句協会賞受賞。

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平成二十三年十一月号

 茅葺の里を縫ひゆく梅雨の傘

吉田節子(よしだせつこ)
 [節子]

現住所

京都府

所属結社

ホトトギス・笹鳴

出身県

京都府

生年月日

昭和7年11月24日生

俳歴略歴

昭和51年義父の「笹鳴」継承。昭和63年ホトトギス同人。第10回日本伝統俳句協会賞受賞(雛遊)。古壺新酒を信条。

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平成二十三年十月号

 明易や四時随順の百余年

千原叡子(ちはらえいこ)
 [叡子]

現住所

兵庫県

所属結社

ホトトギス

出身県

兵庫県

生年月日

昭和5年1月2日生

俳歴略歴

昭和20年、高濱虚子先生の直接指導を受ける。同年ホトトギス初入選。ホトトギス同人。日本伝統俳句協会参与。平成8年関西支部長。

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平成二十三年九月号

 木蓮の花の崩れに逢ふ夕べ

浅井青陽子(せいようし)
 [弥七朗]

現住所

兵庫県

所属結社

ホトトギス・田鶴・九年母

出身県

徳島県

生年月日

明治42年7月30日生

俳歴略歴

若き日は、つかずはなれずの年多かりしも、老境に入り現在は花鳥諷詠に精進一途、清貧の思想にひかれる。

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平成二十三年八月号

 降ろされし凧の大きさありにけり

岩田公次(いわたこうじ)
 [公次]

現住所

徳島県

所属結社

祖谷

出身県

徳島県

生年月日

昭和19年6月7日生

俳歴略歴

ひたすら、写生句を作ります。

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平成二十三年七月号

 淡雪の一しきり舞ひふとゆるみ

今井千鶴子(いまいちづこ)
 [千鶴子]

現住所

東京都

所属結社

ホトトギス・玉藻・珊

出身県

東京都

生年月日

昭和3年6月16日生

俳歴略歴

俳歴約60年。「俳句は自分のために作る」を信条とする。「季題を諷詠し、人々の感情のやり場を見出すものが則ち俳句」虚子

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平成二十三年六月号
 寒菊を活け震災の忌を修す

小田ひろ(おだひろ)
 [ひろ]

現住所

兵庫県

所属結社

ホトトギス

出身県

大阪府

生年月日

昭和13年11月24日生

俳歴略歴

昭和55年より稲畑汀子先生に師事。

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平成二十三年五月号

 拝殿の闇に雪降る初詣

稲岡 長(いなおかひさし)
 [長]

現住所

奈良県

所属結社

ホトトギス

出身県

兵庫県

生年月日

昭和11年7月24日生

俳歴略歴

俳暦28年。虚子の花鳥諷詠の思想をより深く理解し、句風を確立しようと努めている。

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平成二十三年四月号

 大根の葉のおいしさうなるを買ふ

嶋田摩耶子(しまだまやこ)
 [摩耶子]

現住所

静岡県

所属結社

ホトトギス・玉藻

出身県

宮城県

生年月日

昭和3年6月20日

俳歴略歴

昭和24年より作句。36年ホトトギス同人。元北海道新聞俳壇選者。フラワーデザイナー。日本伝統俳句協会評議員。句集月見草他。

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平成二十三年三月号

 まためぐり来し露寒の被災の日

安原 葉(やすはらよう)
 [晃]

現住所

京都府

所属結社

松の花(主宰)・ホトトギス・玉藻

出身県

新潟県

生年月日

昭和7年7月10日生

俳歴略歴

昭和27年「ホトトギス」初入選し、47年にホトトギス同人。平成11年に同人会長。当協会の理事。花鳥諷詠一辺倒。

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平成二十三年二月号

 秋風に穴のあきたる大飛球

立村霜衣
 


現住所

兵庫県

所属結社

 

出身県

 

生年月日

 

俳歴略歴

 

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平成二十三年一月号

 闇掬ひ闇を返して風の盆

松井秋尚(まついしゅうしょう)
 [秀昭]

現住所

東京都

所属結社

花鳥・ホトトギス

出身県

広島県

生年月日

昭和20年3月24日生

俳歴略歴

ホトトギス同人。平成4年よりホトトギスに、平成7年より花鳥に投句。信条はじっくり見入り、感じ入り、もう一度見入ること。

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資料:俳人選集「花鳥諷詠」平成12年版・ホトトギス同人句集(四)昭和63年版

*掲載事項に、お差支え・御変更がございましたら、御連絡ください。