巻頭句俳人ご紹介

雑詠　　平成２９年 平成二十九年十二月号 　蜘蛛の囲の虜となりし星の数 介弘浩司（すけひろひろし） 　［浩司］ 現住所 福岡県 所属結社 ホトトギス・田鶴・さわらび 出身県 福岡県 生年月日 昭和12年9月22日生 俳歴略歴 平成9年より「ホトトギス」投句。平成12年ホトトギス同人。「平明にして余韻ある句」をモットーに精進。 戻る 平成二十九年十一月号 　残花なほ人を集めてをりにけり 岡安仁義（おかやすじんぎ） 　［仁美］ 現住所 埼玉県 所属結社 ホトトギス・藍 出身県 埼玉県 生年月日 昭和3年6月12日生 俳歴略歴 第二次大戦末期、ホトトギス社が埼玉の父のところに疎開し仮発行所とした。爾来ホトトギスにより少々怠けもしたが勉強している。 戻る 平成二十九年十月号 　丸の内あたりも神田祭町 今井千鶴子（いまいちづこ） 　［千鶴子］ 現住所 東京都 所属結社 ホトトギス・玉藻・珊 出身県 東京都 生年月日 昭和3年6月16日生 俳歴略歴 俳歴約60年。「俳句は自分のために作る」を信条とする。「季題を諷詠し、人々の感情のやり場を見出すものが則ち俳句」虚子 戻る 平成二十九年九月号 　はらはらと散りひらひらと蝶となり 涌羅由美（ゆらゆみ） 　［由美］ 現住所 兵庫県 所属結社 ホトトギス 出身県 兵庫県 生年月日 昭和39年11月14日生 俳歴略歴 平成５年より作句。稲畑汀子先生、稲畑廣太郎先生に師事。野分会所属。第１５回日本伝統俳句協会新人賞受賞。平成１６年ホトトギス同人。 戻る 平成二十九年八月号 　霞むだけ霞み心に富士の位置 河野美奇（こうのみき） 　［美奇］ 現住所 東京都 所属結社 ホトトギス 出身県 東京都 生年月日 昭和10年1月5日生 俳歴略歴 稲畑汀子先生の「見るから観る」「あるがまま」に近くありたいと思う。自然と共に生きる俳句を大切に学びたい。ホトトギス同人。 戻る 平成二十九 年七月号 　買初に供華を加へて帰り来し 木村享史（きむらきょうし） 　［清］ 現住所 神奈川県 所属結社 ホトトギス・惜春・花鳥 出身県 徳島県 生年月日 昭和8年2月16日生 俳歴略歴 14歳から俳句を始め、すでに57年が経っている。俳句は「花鳥諷詠」、さらに一歩でも大虚子に近づきたい。 戻る 平成二十九年月六号 　雪女郎鶯張りを音もなく 山田佳乃（やまだよしの） 現住所 兵庫県 所属結社 円虹・ホトトギス 出身県 兵庫県 生年月日 　 俳歴略歴 戻る 平成二十九年五月号 　あらたまの年ハイにしてシャイにして 後藤比奈夫（ごとうひなお） 　［日奈夫］ 現住所 兵庫県 所属結社 ホトトギス 出身県 大阪府 生年月日 大正6年4月23日生 俳歴略歴 昭和27年、父夜半につき俳句入門。同時にホトトギス、玉藻に学ぶ。昭和36年ホトトギス同人。51年より「諷詠」主宰。 戻る 平成二十九年四月号 　吹雪く夜や郷愁のごと赤のれん 藤浦昭代（ふじうらあきよ） 　［昭代］ 現住所 石川県 所属結社 ホトトギス・あらうみ 出身県 兵庫県 生年月日 昭和3年11月20日生 俳歴略歴 昭和23年より作句。あらうみ・ホトトギス同人。現在あらうみ代表。日本伝統俳句協会評議会。虚子記念文学館評議員。 戻る 平成二十九年三月号 　虚子疎開されたる林檎園案内 千原叡子（ちはらえいこ） 　［叡子］ 現住所 兵庫県 所属結社 ホトトギス 出身県 兵庫県 生年月日 昭和5年1月2日生 俳歴略歴 昭和20年、高濱虚子先生の直接指導を受ける。同年ホトトギス初入選。ホトトギス同人。日本伝統俳句協会参与。平成8年関西支部長。 戻る 平成二十九年二月号 　蛇草を動かなければつまらなく 竹下陶子（たけしたとうし） 　［基之］ 現住所 広島県 所属結社 青芦会 出身県 島根県 生年月日 大正12年11月4日生 俳歴略歴 虚子、年尾、汀子先生に師事。ホトトギス同人。福山市文化賞。日本伝統俳句協会理事。青芦会主宰。造花随順、身心脱落を信条に花鳥諷詠を貫く。 戻る 平成二十九年一月号 　酒の香のせしといふ滝まのあたり 後藤比奈夫（ごとうひなお） 　［日奈夫］ 現住所 兵庫県 所属結社 ホトトギス 出身県 大阪府 生年月日 大正6年4月23日生 俳歴略歴 昭和27年、父夜半につき俳句入門。同時にホトトギス、玉藻に学ぶ。昭和36年ホトトギス同人。51年より「諷詠」主宰。 戻る

資料：俳人選集「花鳥諷詠」平成12年版・ホトトギス同人句集(四)昭和63年版

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