巻頭句俳人ご紹介



雑詠  令和7年

令和七年五月号

 影が影揺らしはじめて夕花野

小暮陶句郎(こぐれとうくろう)
 [宏明]

現住所

群馬県

所属結社

ホトトギス

出身県

群馬県

生年月日

昭和36年10月21日生

俳歴略歴

平成五年より句作。稲畑汀子の師事。野分会所属。平成10年、花鳥諷詠賞、日本伝統俳句協会賞を受賞。伊香保焼主宰、陶芸家。

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令和七年四月号

 能管の序奏さやけき祝の宴

安原 葉(やすはらよう)
 [晃]

現住所

京都府

所属結社

松の花(主宰)・ホトトギス・玉藻

出身県

新潟県

生年月日

昭和7年7月10日生

俳歴略歴

昭和27年「ホトトギス」初入選し、47年にホトトギス同人。平成11年に同人会長。当協会の理事。花鳥諷詠一辺倒。

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令和七年三月号

 甦る初入選や年尾の忌

大木さつき(おおきさつき)
 [愛子]

現住所

千葉県

所属結社

ホトトギス・天為・浮巣

出身県

長野県

生年月日

昭和5年1月26日

俳歴略歴

ホトトギス同人。浮巣主宰。松本たかしの只管写生と亡夫格次郎の景情一如を信条として、花鳥諷詠句の探究に精進している。

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令和七年二月号

 一草にふれ秋風となりにけり

岩岡中正(いわおかなかまさ)
 [中正]

現住所

熊本県

所属結社

阿蘇・ホトトギス

出身県

熊本県

生年月日

昭和23年

俳歴略歴

20歳より作句。現在、俳誌「阿蘇」主宰。客観写生を超える、詩として俳句をめざす。近代を超える詩として花鳥諷詠を再生する。

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令和七年一月号

 それぞれの正午来てをり終戦日

湖東紀子(ことうのりこ)
 [紀子]

現住所

静岡県

所属結社

ホトトギス・桑海・静波

出身県

東京都

生年月日

昭和29年1月16日生

俳歴略歴

昭和63年より作句。稲畑汀子、吉村ひさ志、
須藤常央各氏に師事。桑海、静波同人。野分会会員

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資料:俳人選集「花鳥諷詠」平成12年版・ホトトギス同人句集(四)昭和63年版

*掲載事項に、お差支え・御変更がございましたら、御連絡ください。