百年史



平成元年(1989)
平成八年(1996)


平成元年(1989)

三月

『汀子第三句集』刊(日本伝統俳句協会)。

四月

千百号記念『ホトトギス同人句集(四)』刊。

八月

日本伝統俳句協会主催で「国際俳句シンポジウム山中湖」開催(以後隔年開催)。表記を俳句は歴史的かな遣い旧漢字とし、文章は現代かな遣い常用漢字とする。

平成二年(1990)

三月

汀子、兜太と季題論争(朝日新聞)。

六月

汀子英国アサヒカルチャー開講のためロンドンにて講演。

十月

『高濱年尾の世界』刊(梅里書房)。

十二月

汀子トルコ・イスタンブールの旅。

平成三年(1991)

三月

池内友次郎没。「花鳥来」創刊。

十月

波多野爽波没。

十一月

汀子大阪市民文化功労賞受賞。佐藤一村没。

十二月

春陽堂俳句文庫『稲畑汀子』刊。「青」終刊。

平成四年(1992)

一月

汀子「虚子の足跡」連載開始。

六月

「夏至」創刊。

八月

今井つる女没。

十月

合田丁字路、田畑比古、今村青魚没。汀子日本独文学会「筑波シンポジウム」基調講演「俳句の特殊性と普遍性」。

平成五年(1993)

一月

俳句を常用漢字歴史的かな遣いとする。野分会一句百言開始。

三月

汀子地球ボランティア協会会長となる。

五月

第三回ミュンヘン独日俳句ゼミナールで汀子講演「俳句の本質」。

十月

対談ホトトギス俳句百年史」連載始まる。「国際俳句シンポジウム芦屋」にて汀子講演「俳句を通して見た自然と人間」。

十一月

地球ボランティア協会としてフィリピン・アキノ元大統領を私邸に招く。

平成六年(1994)

三月

山口誓子没。

四月

汀子NHK俳壇選者(三年間)。

十一月

柿衛文庫開館十周年記念文化講演で汀子岡田節人と対談「生命をみつめて」。

十二月

虚子記念館設立準備委員会発足。

平成七年(1995)

一月

ホトトギス同人会長大久保橙青より伊藤柏翠へ。「円虹」創刊。阪神淡路大震災。汀子朝日新聞「阪神大震災を詠む」にエッセイ「春隣」を掲載。『高濱年尾全集』刊(梅里書房・全八巻)。

十月

ホトトギス百年記念として『ホトトギス雑詠巻頭句集』刊(小学館)。

十一月

『ホトトギス雑詠句評会抄』刊(小学館)汀子兵庫県文化賞受賞。

十二月

『ホトトギス名作文学集』刊(小学館)。

平成八年(1996)

九月

汀子第四句集『障子明かり』刊(角川書房)。

十月

「ホトトギス」創刊百年祝賀会。

十二月

「ホトトギス」創刊百年、千二百号。


平成元年(1989)
平成八年(1996)